
はじめの一歩
鈴木 将悟さん
工学部機械システム工学科
留学期間:2024年8月26日 ~ 9月3日
留学先:泰日工業大学
<プログラムでの活動内容>
今回の短期研修は9日間行われました。僕の研修先は泰日工業大学(TNI)という大学で、日本の工業やビジネスについて学ぶ機関でした。よってTNIには日本や日本語について理解がある学生がたくさんいました。プログラムの内容としては、TNIの学生とのグループチャッティングでお互いの国の文化について紹介しあったり、軽くタイ語の勉強をしたりしました。TNIの外での活動として、タイの様々な寺院を回ったり、マングローブ林へ行き植樹をしたりしました。タイでしか見られない壮大な景色や文化があり、非常に新鮮な気持ちになりました。また、このプログラムは自由時間が多く設定されており、TNIの友達とビーチに行ったり、カラオケに行ったり、映画を見たり、よりローカルなタイの文化について学ぶことができました。
<プログラム参加を通して学んだこと、気づいたこと、参加して得たことなど>
プログラムで印象的だったのは、TNIの学生がいろんな人と積極的にコミュニケーションをとっていたことです。TNIには様々な国の出身者が在籍しており、言語の壁を越えて様々な人が交流していました。文字ではなく直接話すことで信頼関係が生まれ、物事の根幹を知ることができ、何より人と話すことが楽しいということを彼らから学びました。また、TNIの学生は本当に熱心に勉強に打ち込んでいたし、どんな些細なことでもわからないことがあったら恥ずかしがらずにどんどん質問していく姿勢を持っていました。本当に彼らから学ぶことばかりの9日間でした。さらにTNIの学生だけではなく、このプログラムに参加している日本人学生も様々な興味深い活動をしてきた人ばかりだったので、ものすごくいい刺激をもらうことができたし、自分のこれからの進路について考えるきっかけにもなりました。そして、このようにいろんな人と交流する中で自分は今回の経験からもっと世界を見て回りたい、いろんな人と話してみたいと感じるようになりました。
<参加を迷っている信大生へのアドバイス>
このプログラムは初めて海外に行く学生にはうってつけだと思います。プログラム中は積極的に日本語以外の言語を使うべきですが、本当に困ったら日本語が話せる人に頼ることができるし、TNIの学生は日本にものすごく興味がるので、よく歓迎してくれます。僕はこのプログラムの9日間本当に楽しい思いしかしていませんし、タイの友達も作ることができました。日本に帰った後もその友達とDMをしたり、一緒にゲームをしたりしています。先ほど、このプログラムに参加する日本人はすごい経歴を持つ人ばかりと書きましたが、自分と同じように英語もタイ語もしゃべれない、飛行機に乗るのも初めて、海外に行くのも初めてという人もいました。参加費については、安くはないですがバイトの収入でどうにかならない額でもないので、どんな人でも少しの気合さえあれば参加することができると思います。また、今回の研修はタイの国際空港に現地集合だったので一人で航空券やパスポートなどを準備する必要がありましたが、それもこれから海外で活動したい人は避けては通れない関門であると思うので、この機会に練習するといいと思います。僕は信大のグローバル化推進センター様の助けもあって、問題なく研修を終えることができました。以上より、海外に少しでも興味があるならこのプログラムに参加し、自分の人生の新たな一歩を踏み出してみることをおすすめします。